最終更新:11.11.1
漫画家松田望(通称のぞむ)の個人的なホームページ
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のぞむの漫画がどうやってできるのか意外とみんな興味あるみたいなのでここで公開してみようと思います。
今回は詳しいことは先送りにして、まずはざっと漫画がどうやってできるか説明します。

のぞむよしお名義で作品をつくるとき…

まず、二人で打ち合わせしてだいたいのプロットを作ります。
それをもとにしてよしおがシナリオを書いてきます。

(よしおのシナリオ)
のぞむよしおが教室で話をしている。
のぞむ「ほんでお前、誰のおめこ舐めたいねん?」
(註}・・クラスでは誰が好きかという意味)
よしお、頬を赤らめながら「好きな人なんておらんよ・・・」と照れる。
のぞむ「ふん!もったいつける程の男か!言えや〜!」
中村、胸ポケットをおさえる。
のぞむ「お前どうせ生徒手帳に好きな女の写真でも挟んでんねんやろ!」
中村「挟んでへんわ!」
のぞむ「見せろや〜!」
ぽろっと生徒手帳が落ちる。
中村「やめろや〜!」
拾おうとするのぞむと、もみ合いになるのぞむよしお。
「やめたれや〜!」と声がする。

そのシナリオをもとにして僕がネームを描きます。
コマ割の関係や物語の前後関係を考慮し、演出は多少変えたりします。

ネーム(クリックすると大きくなります)


ネームにオッケーが出たら、よしおとポーズ撮影です。
のぞよし漫画の登場人物には全てモデルがいます。
ポーズ撮影中ののぞむ

ポーズ撮影が終わると、ネームをスキャナでパソコンに読み込でいきます。
次に読み込んだネームにPhotoshopを使って、ポーズ撮影した画像をレイヤーで重ねていきます。
これが原稿の下描きになります。
(1ページにつきだいたい1時間かかります)
下描き(クリックすると大きくなります)

下描きのレイヤーそのままPhotoshop画像はこちら
(Zip圧縮しているデータをダウンロードできます)

下描きをプリントアウトして、原稿用紙にトレースしていきます。
(これも1ページにつきだいたい1時間かかります)
ペン入れした原稿(クリックすると大きくなります)

完成した原稿をスキャナで読み込みます。
原稿に、さきほど仕上げた原稿の下描きの画像から人物の色を重ねていきます。
重ねた画像に色調補正かけたのが下です。
人物の色を重ねた原稿(クリックすると大きくなります)

背景を重ねていきます。
背景を重ねた原稿(クリックすると大きくなります)

スピード線や集中線などの効果線を重ねます。
効果線を入れた背景(クリックすると大きくなります)

擬音とモノローグを重ねます。
これで原稿は完成です。
(原稿処理も1ページにつきだいたい1時間かかります)
僕はこのまま原稿をグレースケール・600dpi・保存形式はepsで入稿します。
ちなみにこの原稿は46MBありました。
完成原稿(クリックすると大きくなります)

完成原稿のレイヤーそのままPhotoshop画像はこちら
(Zip圧縮しているデータをダウンロードできます)

雑誌に掲載されるとこんな感じになります。
雑誌掲載ページ(クリックすると大きくなります)
週刊ヤングジャンプ2004年 No.4『舞い戻ってきた性的人間』

最後におまけで漫画の背景の作り方。
背景はPhotoshopアクションで作っています。
こんな感じです。
アクションパレット

このPhotoshopアクションを使うとこの背景が‥‥
元画像(クリックすると大きくなります)

一瞬にしてこうなります。
画像処理後(クリックすると大きくなります)

僕が作成したPhotoshopアクションはこちら
Adobe Photoshop5.5、Macで作成。
(DropStuffで圧縮したデータをダウンロードできます)

付記 2009年11月
更新したPhotoshopアクションはこちら
Adobe PhotoshopCS2、Macで作成。
(ZIPで圧縮したデータをダウンロードできます)
付記2010年9月23日
最近はネームから仕上げまで全てパソコンで、液晶タブレットを用いて描いています→のぞむ備忘録(毎日更新、一風変わった日記風ギャグ漫画
です
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